2026スーパー耐久第3戦富士大会
シーズンを通して最も過酷な24時間レース。
ここまでの2戦ではマシンの性能差に苦しみながらも、レース展開も味方につけ最善の結果を得る事ができました。
BOP(パワーオブバランス)の規定や、新型車、旧型車の理由により厳しい闘いが続く事は想定された中でレースウィークに入りました。
6月4日 テスト日
台風の影響により6月3日のスケジュールが全てキャンセルとなりこの日からのテストとなりました。
24時間レースに向けた、ブレーキパットテストやタイヤの摩耗テスト、それに合わせたセッティングの最終調整を行いました。
自身は、タイヤ摩耗進行に対しての、ラップタイムの落ち込みを確かめていくことを担当しました。
元々ライバルと比べても、ニュータイヤでの持ちタイムに1秒近く遅れを取っており、タイヤ摩耗した状況だと更にコンマ3~4秒遅いバランスでした。
ブレーキングからの強いオーバーステアがよりひどくなるためこのタイム差になっている模様でした。
6月5日 予選日
昨日までのテストの段階では、ライバルの正確なマシン状況(ガソリン搭載量、タイヤライフ)がわからないので憶測での自分たちの現在位置の認識でしたが、それを踏まえても、ここ2大会ストレートスピードに悩まされており、ストレート区間が長い富士スピードウェイでは苦戦が強いられることは想定されていました。
迎えた予選。ABドライバー共に思うようにタイムが伸ばせず合算タイムにより6位からのスタートとなりました。
ストレートスピードの他に、タイヤの発熱に時間がかかる問題やブレーキ時からの強いオーバーステアを訴えていました。
6月5.6日 決勝日
5日土曜日15時から24時間レースがスタート致しました。
マシンの戦闘力ではライバルに先を行かれる中、トラフィックの処理やチームの作業スピードでリカバリーをしながらのレースとなりました。
Aドライバー走行中他車との軽い接触によりマシンサイドに貼り付けているナンバーの照明の配線が切れてしまい、交換作業に5分ほどのロスがありましたが、それ以外は大きなミスなくレースが進んで行きました。
自身は暗くなってからのスティントをメインに約190周を担当。
トラフィックの処理でのロスを最小限に抑えることを意識して走りきりました。
カーナンバーの照明の取り替え作業以外は大きなロスなく、それぞれのドライバーのミスもなく襷を繋いでいきました。
レース開始から18時間程経過した日曜午前10時頃から雨がパラつき、タイヤの選択が難しいコンディションにまでなりました。
この選択で大きなタイムロスをしてしまうチームもある中、僕らは結果的な判断ミスをする事なくチェッカーまでノートラブルでマシンを運ぶ事ができました。
結果、774周走破し、6位でした。
まとめ
厳しい闘いが予想されたなかでのレースでしたが、24時間多くのライバル車両と走る機会があり、改めてライバルチームとの差を感じるレースとなりました。
悔しいですが、チームが受け入れるべき事を全員が肌で感じるいい時間だったと思います。
レースのレギュレーション上できることできないことありますが、チームはできることの対策は全てとってくれます。
厳しい時間が続くと思いますがチームが力をつけるための必要な時間だと受け止め、残りのレースも全力で闘っていきたいと思います。
個人的には、たくさんの時間ドライブし、よりマシンについての理解度を深められたのでよりチームに貢献できるようになったかと思います。
次戦も与えられた環境の中、全力で走ります。
今大会の応援も本当にありがとうございました。
