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秩父宮杯参加レポート

9月8日

 

埼玉県秩父市で行われた第72回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会に参加してきました。

 

秩父の一般公道を利用した、歴史のあるロードレース大会です。

 

全選手が同じコースを走り、カテゴリーごとに周回数が変わっていきます。

 

今回は初めてのロードレース参加のため、一般初級カテゴリーにエントリーしました。

1周10.8kmのコースを3周回します。

 

コース詳細は主催者の方々が作成したものが分かりやすいので、こちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

厳しい登りの区間も含まれた厳しいコースです。

 

一般初級カテゴリーは⑥大田小学校からスタートして細かいアップダウンはありますが、基本的には平坦に近いといえる状況が続き、⑤富田農園から2段階の厳しい登りがあります。

 

厳しい登りを登って下った後にまた登りがあり、下って少し平坦基調の道を走ったらスタート地点の⑥大田小学校に戻ってくるコースとなっています。

 

 

 

 

上の画像が今回レースで走ったバイクがこちら

 

前週のしもふさクリテリウムと今年6月のMt.富士ヒルクライムと比べて走りに影響のない範囲でパーツを交換しましたが、基本的なセッティングに変更はなし。

 

 

 

上の画像はスタート地点の様子です。

 

会場を見回すとディスクブレーキが主流の中、自分のようにリムブレーキのバイクに乗っている人も結構見かけました。

 

スタート地点で隣にいた人が偶然最新の上位グレードのバイクに乗っていましたが、電動変速&油圧ディスクでブレーキホースはフレームやハンドル、フロントフォーク内装で見た目がスッキリしており、とてもかっこいいですね。

 

最新のハイエンドバイクは全てを最上位のパーツで組むと200万円前後するのでとても手が届かず性能を持て余す未来しか想像できませんが、ああいうバイクに一度は所有して乗ってみたいものです。

 

レース本番はどうだったかというと、結果は出走した95人中真ん中より少し上の順位で先頭から5分半ほど遅れてのゴール。

 

結果だけ見ると半分より上でそれなりに走れたことと、足切りの心配は全くなかった点は良かったですが、走り方には大きな反省が残る結果となりました。

 

スタート直後は、集団内で前方にいられるよう細心の注意を払いながらポジションを上げるよう努めました。

 

前週のクリテリウムでも感じましたが、集団で走りながらポジションを上げるのはとても難しい。

 

当然スペースが前方に空いていれば、自分以外にもそこを狙う人がいるので、周りの動きを見ながら慎重にポジションを上げていきます。

 

⑤富田農園の登り手前までは、大きな集団でレースが進み、登りに入るとバラバラになっていきます。この登りでも集団前方に位置したいとの考えから、力を入れて踏んで前へ上がっていきます。登り区間が終わる直前で先頭が視界に入る位置まで上がれましたが、結果的にこれが最大の失敗でした。

 

 

 

上の画像は心拍の推移。

 

ここで当日の最大心拍を記録するくらいにエネルギーを使いすぎてここで失速し始めます。サイコンを見ながらオーバーペースに気を付けるべきだったのでしょうが、レース慣れが足りないからか集中しすぎて目線を落としても数字に目がいかず。データの表示項目を絞り、画面を見やすくするなど今後対策が必要になりそうです。

 

 

 

 

上の画像は心拍にパワーメーター(W)の数値を加えたもの。

 

左の数値が心拍、右がワット数。

 

追い込みすぎた結果、踏めなくなっていることが分かります。

 

この登りが終わって下りが終わる頃には、先頭集団が見えなくなりました。

 

ここでタイミング悪く、単独で走ることとなり、さらにエネルギーを消耗しました。

1周目が終わる頃には、単独で先頭を追うことは早々に諦め、ペースを落として回復を計りながら後続集団に合流することを狙いましたが、単独で走り続けたダメージが足にきて後続の集団につけず、2グループぐらいに追い抜かれました。その後足の合う集団に入って体力を温存しながら入ることができて、2周目の登りが終わったあたりで身体はキツいながらも少し落ち着くことができました。

 

とはいえ、今いる集団を飛び出して前を追うほどの足は残っていなかったので、ラストの3周目は今いる集団のローテーションに入りながら前を追います。

 

登り手前までは集団で走り、登りでバラバラになって下った後は前にいる4人ほどの集団に追いついてゴールを目指します。

 

最後の残り200か300mでスプリントしようとしましたが、ふくらはぎが攣りそうになったので、そのままゴール。

 

 

 

上の画像は各週のラップと順位の変遷。

 

序盤突っ込んで入ってしまったため、中盤以降順位を大きく落としましたが、最後の方は上手いこと走れて少し順位を戻せました。

 

レース中に冷静な頭でペース配分のことを考えられれば、もう少し良い順位を取れたのかなと思うと収穫よりも反省や悔いが強く残る結果となりました。

 

今回のレースを糧として、今年参加予定の残りのレースに挑み、競技力の向上に努めねばなと思います。

 

 

 

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