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榛名山ヒルクライム in 高崎

2025年5月11日 日曜日

 

2025年最初のレース第13回榛名山ヒルクライム in 高崎、通称ハルヒルに参加してきました。(総距離16.1km)

この後のMt.富士ヒルクライムが今年前半の最大の目標でその前に腕試しも兼ねて今年はこのレースにエントリーしました。

昨年の反省を踏まえて今年はヒルクライムに力を入れて取り組む決意をして、練習内容を考えながら乗り込みました。

2025年に入ってからは、

平日:ローラー2〜3日

休日:実走(低強度、峠タイムトライアル)

を目安に体調と相談しながら練習を行い、4月下旬は長野に3泊4日で登る訓練を行うなど例年以上に

パフォーマンス向上に効果が見込めそうなことを試して本番に向けた練習を積み重ねてきた中での、今回のレース。

準備と前日の移動から本番までの流れを簡単に書き記します。

 

 

 

~準備と前日~

バイクのセッティングはこんな感じ。

 

 

ついてるパーツは一緒ですが、2月末まではサドルの上下・前後位置や角度、ステム(ハンドルとフレームをつなぐパーツ)の長さをいじり続けました。

結果的に昨年と大きく変わらない位置に落ち着きました。

重量は約7.5kgでサイクルコンピューターとボトルとカメラを足して+1kgぐらいで恐らく昨年と変わらないはず。

 

 

 

 

ここから自転車をバラして輪行バッグに詰めて公共交通機関で高崎まで移動します。

前日受付の様子です。

レース会場の他に高崎駅でも受付できるのがものすごく便利でありがたい限りです。

この利便性があるから、ハルヒルは過去3回とも輪行で参加しています。

 

 

15時半ごろに受付が済んだらさっさと前泊するホテルに移動し、翌日の朝食の調達と夕ご飯を食べに行きます。

 

 

外食を全くしないので、世間の流れに疎くなっているので配膳のロボットが動いているところを初めて生で見ました。

人にオペレーションを仕込むよりロボットを使う方が安いのだろうか。

ロボットが注文したものを持ってくるのを見ながら色々と考えてしまいます。

 

それよりももっと近くに来ないと皿を取れないからこっちに来ておくれ。

 

世の中の配膳ロボはこんなものなのでしょうか。注文したもの全て美味しかったので良しとしましょう。

 

 

夕飯を済ませた後は、風呂に入って翌日の準備を行ってから布団に入ります。

翌日3時半起床のため、20時過ぎに寝ようとしましたが、走れなかったツールドおきなわ以来、半年ぶりのイベントで気持ちが昂る中、すぐ寝付けず。

スマートウォッチによると睡眠時間は約5時間でやや寝不足の状態で本番に挑みます。

 

 

〜当日〜

サイクリストの朝はとても早い。

朝起きるのが苦手なので、イベントに参加するたびにいつ寝坊してレースを寝過ごすかヒヤヒヤしますが、

不思議なことになぜか起きられます。

寝不足なので目覚めは悪いですが、会場に向かう準備を始めます。

 

 

朝食はこちら。

おにぎり、バナナ、卵と走る時エネルギーになりそうなものを食べます。

普段の練習からこんな感じでこれにヨーグルトが加わり、米かパンかパスタかといった感じです。

 

 

今日はこれに加えて会場に向かいながら羊羹を食べて会場に着いたらジェルを摂取してレースを走るのに必要なエネルギーを溜め込みます。

ハルヒルは朝4時くらいから会場に向けたバスと自転車を積み込むトラックが並走して参加者を会場まで運んでくれます。今まで参加した大会ではこれを利用して会場まで向かっていましたが、今回はそれを利用せずアップを兼ねて会場まで約13kmほどの距離を自走で向かいます。

会場に到着度、手荷物を預けて選手待機場所のグラウンドへ向かいます。

 

 

会場の様子です。

前回参加した2023年は天気が悪かったので、晴れていることに感動を覚えます。

昨年参加したレースは悉く天候に恵まれなかったので、良いコンディションで挑めそうです。

懸念点は風くらいか。

榛名山ヒルクライムはMt.富士ヒルクライム(6/1)に次ぐヒルクライムレースの規模とのことで、人の多さに圧倒されます。

最新機材の高級車を多数見かけますが、その一方でリムブレーキの自転車も少なくない数見かけたので、まだまだ健在ですね。

新しい機材も良いですが、今乗っている自転車を大切にして長く乗るのもまた良いことですね。

 

 

選手待機場所からスタート地点まで移動します。

レース開始前の周りの選手から伝わってくる緊張感がとても心地よいですね。

いざ、これからレースが始まるとなると気持ちが昂ってきます。

 

公式が出しているコースプロフィールです。

初心者コースゴールまでは緩斜面が続き、榛名神社コースのゴールまでは勾配がキツい区間があるものの緩斜面の方が多く、そこから先の榛名湖までの区間で一気に平均勾配が上がります。

序盤突っ込みすぎると神社より先でタレることは目に見えているので、抑えめで入ってゴール直前に全てを出し切れるようなペースを維持を目指します。

 

 

 

レース中の風景の一部です。

計測開始からコースの端で地元の方々が朝早くから声援を送ってくれます。

ハルヒルはイベントの随所で人の温かさを感じられ、沿道からの声援があると走っていて力をもらえます。

来年もまた参加したくなりますね。

計測終了地点を過ぎて榛名湖へ下っていくと、ゴールのアーチが見えます。

 

 

ゴール後の榛名湖並びにその下山待機所の様子です。

 

 

天気が良くすぐ下山するなら着替えずレースジャージにウィンドブレーカーで下山できそうなほど暖かかったです。

下山用のウェアに着替えてからエネルギー補給のため、飲食ブースに足を運び、この後に控える下山に備えます。

 

 

 

下山直前の様子です。

基本的に冬用ウェアを着用している人やダウンを着ている人もいれば、半袖ジャージにウィンドブレーカーを羽織るだけの人もいて様々な格好の人がいました。

下りは途中からコースとは別のルートを通理、途中景色が綺麗な区間がありました。

動画を撮る予定がバッテリー切れで撮影ならず。

 

 

 

50分を切れたので、結果としては想定より良かったですね。

同年代の中では上位25%ほど、全体で上位15%と可もなく不可もなくといったところ。

FTPやPWR面ではまだまだ目安となる数値に足りてないので自惚れはしませんが、体調万全で気象条件が味方してくれれば、

富士ヒルで75分切りの可能性が僅かに見えたかもしれません。

今できる限りのパフォーマンスを発揮したと思っているので、この結果を真摯に受け止めて富士ヒルに向けて適度に身体に刺激を入れつつ、

疲労を抜いて少しでも良いコンディションで挑めるよう調整していく所存です。

 

 

 

 

帰りは榛名体育館から高崎駅まで実走で向かいましたが、本当に天気が恵まれて良い1日でした。

それでは、また。

 

追伸

一体いつになったら調子が上向くのか。

正しく身体の声を聞いて練習するのは本当に難しいです。

 

 

TEXT AND PHOTO  Y.K.

 

 

 

 

ハルヒルについて地図を見ながら調べていたら、

●勾配5%ほどなら、かなり楽。

●勾配10%越えると本格的な坂道。

●勾配15%ほどは、もう立派な激坂認定。

だということが分かりました。(ハルヒル最大勾配は14%)。

そしてこのハルヒルには、勾配のキツいカーブがいくつもあることに気付き、ゾッとしました。

 

ちなみに次に予定している富士ヒルは、

距離    25km

標高差   1270m

最高勾配  7.8%

 

ハルヒルが終わり、富士ヒルまで20日間。

浦和興産のMr.ストイックは走り続けます!

是非みんなで一緒に応援しましょう!!

 

 

POSTSCRIPT  MAYA KITA

 

 

 

 

 

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