浦和の野心家
「浦和の監督になってJリーグのタイトルを獲る。野心しかないです。」
先月31日、浦和レッズに所属する興梠慎三選手が会見を開き、今シーズン限りでの現役引退を表明しました。ちょうど38歳の誕生日の日の記者会見でした。
2005年に鵬翔高から鹿島に入団すると、すぐに頭角を表し07〜09年の3連覇に貢献。2013年には浦和レッズに完全移籍し、途中の札幌へのレンタル移籍を含めプロ20年で歴代2位の168得点、J1最長の9年連続二桁得点、18年連続得点という偉大な記録を積み上げました。
浦和への移籍当初はJリーグ創設以来のライバルクラブである鹿島からの移籍に快く思わない声もありましたが、沢山のゴールと結果でサポーターの心を掴み「浦和のエース」として長く活躍してくれました。今後は裏方として愛するクラブをサポートし、将来の監督就任と、悲願のJリーグタイトル獲得の野望も話してくれましした。
実家が宮崎・高千穂で手羽先店を経営しており、浦和でも「ローストチキン コオロギ」をオープンするなど、浦和という街を心の底から愛してくれた選手でもありました。
本当にお疲れ様でした。
🙂 Y.K.