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紅白いちご豆大福と活版印刷【曙橋】

皆さん

ご機嫌いかがですか?

鈴本です。

 

 

 

 

曙橋に来ました。

初めて降り立ちましたが、至る所に坂があってgoodな町ですね。

 

 

 

 

ヴぁああ!いい!!

写真がヘタクソ過ぎて何も伝わらないでしょうが、何ともワクワクしますね!

…いい坂道ですね。

本当に。登って降りるだけで楽しいです。

 

…っは!いけない。いけない。

危うく曙橋に来た理由が坂道探訪になる所でした。

 

本題に戻ります。

皆さん、本日4月15日は何の日だかご存知でしょうか?

 

「よいこの日」?

「世界医学検査デー」?

「誰かの誕生日」?

 

それはそう。それらは全て正しいです。

しかし、それは今日の本題には関係ありません。

 

さて、本日4月15日は、

 

4/ 1 5

よいいちご

 

の語呂合わせといちご大福の旬の時期との思いから『いちご大福の日』とされているらしいです。

 

この語呂合わせ、いいですよね。

「/」も汚い字で書けば1として認識できるのも高評価です。

百点満点で完璧な語呂合わせとまではいきませんが、素晴らしい出来です。

 

ということで、『大角玉屋』さんにお邪魔しました。

こちらには『元祖いちご豆大福』という商品があり、その名の通り、いちご大福発祥のお店とされています。

 

 

 

 

店内にも詳しい展示がされていました。

 

 

 

 

突然の酷い絵面ですが、店内が徐々に混雑してきた為、お家に帰ってからの撮影です。ご容赦ください。

 

白いの(もはや灰色)がつぶあん、赤い方がこしあんです。

これは平和。争いはない方がいいですからね。

 

実際に食べてみると…なるほど納得。

今まで食べてきたいちご大福とは違います。

イチゴが…こう、トロトロしています。

写真もないので伝わらないと思いますが、ほんとに柔らかいんです。果肉が。

それとイチゴの主張が強過ぎず、見事に豆大福とマッチしています。

 

いちご大福って「和菓子」の境界線を彷徨っているイメージでしたが、これは伝統的な豆大福の正統進化な感じがあります。

もちろん、「封を開けた瞬間からイチゴでぶん殴ってくるタイプ」のいちご大福を悪く言っているわけではありません。

そっちも大好きです。是非ぶん殴ってください。歓迎します。

 

おそらく私の拙い語彙力では、全くもって素晴らしさが伝わらなかったと思いますので、興味のある方は是非食べてみてください。

曙橋にあるのは本店ですが、東京駅や銀座にもあるようですので、そっち方面に御用のある方は是非。

 

さて、周辺のグーグルマップを見ていたら気になる施設があったので、そちらに向かいます。

駅前から防衛省沿いを進み、ほぼ対角線の位置にある『市谷の杜 本と活字館』です。

 

 

 

 

明治19年から、この地市谷あった印刷会社、後の大日本印刷株式会社様が公開している資料館?的な施設です。

明治、大正、昭和の印刷といえば、それはもう活版印刷なわけで、

 

ほい。

 

 

 

 

キャァァァ!ステキ!!心が惹かれますわ!!!

 

ということで、こちらでは活版印刷の製本方法。

とどのつまり活字の型の製作から鋳造、活字を拾って、版にして、印刷、そして製本までの6工程を様々な展示と共に見ることができます。

 

 

 

 

 

展示されているものに歴史を感じざるを得ません。

『母型』と呼ばれる活字を量産するための方や、挿絵用の版までも展示されていました。

当たり前と言われれば、そりゃそうなんですけどね!

これが一から手作業で作成されていると考えながら見ると「すごーい」という安直な言葉しか口から出てきません。

 

 

 

 

活版印刷といえばこれ!

というやつも、間近で見ると圧倒されます。

思ったよりも字が小さい!

そして、ここで拾った活字を『版』にするのが

 

 

 

 

ここらしいんですが、見てくださいこれ!

 

 

 

 

ルビです。

 

小さいねーーー!!!

 

ご丁寧に虫眼鏡も置いていただいているのですが、全然見えません。

 

 

 

 

定規もありました。約2㌢の間に15個の活字があるので約1個≒1.3㍉

さらにそこに文字が刻まれているわけですから、それは見えないですよ

 

 

 

 

む(だと思います)

 

 

 

 

り(に見えました)

 

企画展も開催されていました。

現在展示されているのは『活字の種を作った人々』です。

『活字』々といっても、その前に『母型』、その前に『種字』。現在の〇〇体みたいな感じ?があったようで様々な活字を見ることができました。

以下、その写真を数枚。

 

 

 

 

 

 

字体それぞれに意味や意図があり、フォントや字体に興味の無かった私でも引き込まれる内容でしたので、興味を持っていただけると幸いです。

企画展の展示は6月2日までらしいです。

 

 

 

 

ここ市谷工場で印刷された出版物も展示されていました。

かの有名な広辞苑を印刷されている会社様だったのですね。いつもお世話になっております。

…あのページ数を…手作業で⁉︎

 

 

戦後すぐに出版された日本語⇔英語の翻訳書らしです。

内容がとても気になるこの『日米會話手帳』ですが、

 

 

 

 

何と購買に売ってました。

これで英語の勉強をしたいと思います。

 

 

 

 

まだまだ、気になるところはありましたが、早くいちご豆大福を食べたいのでここらで失礼します。

いちご大福と活版印刷に興味のある方は是非、曙橋に行ってみてください。

 

それではまた。

 

※『市谷の杜 本と活字館』様は平日予約制。(土日祝は予約不要) 入場無料。休館日は月・火(祝日の場合開館)の様です。

 

 

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