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社員勉強会レポート『熊を崇め、熊を撃つ』

我が社で長く続いている伝統の朝の勉強会。 

今回のテーマは現代に続く『マタギ』の生き方についてです。 

秋田県の鳥海山の麓で暮らす『マタギ』の伝統を受け継ぐ人たち。 

生業としての『マタギ』はほぼ消滅していますが、それでもなお、その生き方を守ろうとする『鳥海マタギ』を見ていきます。 

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259642/index.html

勉強会後、日報にコメントされたものを紹介します。 

「秋田のマタギという存在を初めて知りました。熊を尊い、熊の命を奪う。とても重いモノを背負って生きている人たちだと感じました。 
今ではそれで生活することは出来なくなったと言っていましたが、なおマタギと名乗る人たちは、本当にプライドがあってカッコいいですね。  神々からの恵みという日本の心を大事にして、自然に感謝する。忘れてはいけないことだと思います。」(M.S) 

「マタギという生業は、もうなくなっていると感じましたが、その思想や先祖、親から伝えられた精神はなんとか繋がっているように思えます。小沼さんの息子も父と共に猟を重ねながら、マタギとしての精神を受け継いでいってくれるものと思います。
また、クマを山の神からの贈り物とし、山、自然に感謝し、獲物となるクマにも畏敬の念をもって向き合い、頂いた命を何一つ無駄にしない日本人の精神は私たち日本人が本来もっていた精神だと思います。それは農家であっても、米粒一つ一つを大切にしてきたからです。」(マタギの血を引く?秋田県出身・T.O) 

「消えゆく職業、仕事というものが確かに現在はいくつも挙がっています。マタギはその存在や必要性について、要・不要論でいくと合理的に消されていくものに・・。その価値について受け入れ、理解できる世界観を現代の多くの人は持ち合わせていないので。仕事というのとはまた違う気がしますし、ましてや趣味なんかでは全くないものでしょう。自然との共生観の中で守り、伝承されるべく流儀とも捉えられます。ある意味、究極のアウトドアマンともとれますが、そんな軽いものではなく、必然から生まれた孤高さは神職に近いものを感じさせます。」(K.N) 

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